【2020東北ツアー】4日目:8月29日(土)〈気仙沼・南三陸・女川・石巻〉
ここ2日の宿泊先は大船渡温泉でした。
2年前に泊まった時は、最寄りのBRT大船渡線の駅から15分くらい歩かなければならなかったのですが、2年ぶりに行ったら目の前に駅ができてました。まあ車で行ってるんで関係ないんですけど。
宮城県気仙沼市
再びの気仙沼市ですが、今日訪問したのは少し南のほう。
気仙沼市 東日本大震災遺構・伝承館
昨年臨時休館で来られなかったのでやっと。
気仙沼市立向洋高校の被災した旧校舎を遺構として保存し、その横に新たな伝承館を建設した、ということだそうです。
遺構の建物もかなり整備されていて(瓦礫とかは残されていますが)、感覚としては仙台の荒浜小学校に近いです。
伝承館の展示スペースは荒浜小よりもしっかりしている感じがしました。
岩井崎
リアス海岸が綺麗すぎて何も言えなくなります。
防潮堤が砂浜のように見えました。
宮城県南三陸町
通算3度目の南三陸町。
南三陸さんさん商店街
こちらも3度目。
過去一番賑わっていたように感じた(駐車場も満車でした)のですが、お店の方に聞いたら「これでも土曜にしては少ない」だそうです。すげー。
南三陸町震災復興祈念公園
震災遺構 南三陸町防災対策庁舎があるエリアが丸ごと祈念公園として整備されています。
今年の春あたりには一部エリアがオープンして、秋にはフルオープンだそうです。
「祈りの丘」から志津川を見渡すことができます。
宮城県女川町
こちらは2年半ぶり2回目の女川町。
中心部の嵩上げ・移転・整備がほぼ完了していました。
いろいろなまちの様子を見てから改めてくると、女川の中心部はとてもコンパクトにまとまっているように思えます。
女川駅を中心に、まっすぐ海に向かって下り坂になっています。
嵩上げ地かつ東日本大震災の津波高より低い場所なので、商業地。
「女川ハマテラス」「シーパルピア女川」などの商業施設が。
他のまちと違い、防潮堤らしい防潮堤が見えません(国道を嵩上げし、防潮堤として整備したそうです)。
なので、駅からでも下り坂の先に海が見えます。
これがとても素敵。他のまちと比べて、海に近い印象を受けます。
一方、女川駅の反対側はさらに嵩上げされた土地と山を切り開いた土地に居住地が設けられています。
女川、素敵なまち、という感じがしました。
震災遺構 旧女川交番
鉄筋コンクリート造の交番の建物が基礎から丸ごと横倒しになっています。
世界でも珍しい事例らしいです。
津波でも、基礎からやられることはほぼないそう。
ちなみに、遺構の周りだけ嵩上げされていないので、どれくらい土が盛られたのかも目に見えてわかります。
宮城県石巻市
大川小学校
知らない方は調べてください。*2
苦しい場所です。
それでも北上川は美しい。
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石巻に宿泊します。
去年と同じく、元気食堂で夕食を。
そしたら、隣の旧北上川堤防でたまたま「かわべでシアター」なるイベントが開催中でした。
石ノ森萬画館の真っ白な外壁をスクリーンにして、映画仮面ライダーを上映し、旧北上川を挟んで対岸の堤防からみんなで鑑賞する、という素晴らしいイベントアイデア。うなりました。
子どもたちが楽しそうで羨ましく思いました。